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あなたはどのタイプの薬をのんでいますか・・?

[2026.05.14]

糖尿病の治療には多くの優れた飲み薬が開発されており、患者さんの病態に合わせて最適な薬を選択することが可能です。

血糖値を下げる飲み薬の種類や特徴について詳しく解説します。

血糖値を下げる飲み薬の種類と仕組み

 
インスリン分泌促進薬 膵臓に働きかけて、インスリンを出やすくする薬です。
インスリン抵抗性改善薬 インスリンの効きを良くする薬です。
糖吸収・排泄調節薬 食事による糖の吸収を遅らせたり、糖を尿の中に排出させたりする薬です。
配合薬 作用の異なる複数の成分を1つの錠剤にまとめた薬です。

インスリンの分泌を促して血糖値を下げるお薬

インスリンの分泌を促すお薬です。主にインスリン分泌不全を補うために使用されます。

主な薬剤 グリメピリド
作用 インスリンの分泌を強力に促進し、血糖値を下げます。
主な副作用 低血糖、体重増加など

 

主な薬剤 グルベス(配合剤)
作用 服用後速やかに効果が現れ、短時間でインスリン分泌を促進して血糖値を下げます。
主な副作用 低血糖など
服用方法 食事の直前(5〜10分前)に服用します。

 

主な薬剤 ジャヌビア、ネシーナ、トラゼンタ、テネリア
作用

血糖値が高い時にインスリン分泌を促す「インクレチン」の分解を抑え、その作用を強めます。

また、血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制します。

特徴 血糖値が高い時にのみ作用するため、単独使用では低血糖のリスクが低いのが特徴です。体重増加も起こりにくい薬です。

 

主な薬剤 リベルサス
作用

インクレチンの一つであるGLP-1の受容体に結合し、血糖値が高い時にインスリン分泌を促します。

また、グルカゴンの分泌抑制や、食欲の抑制にも働きます。

特徴

血糖値が高い時のみ作用するため、単独では低血糖が起こりにくいです。

体重減少効果も期待されています。

服用方法 1日の最初の飲食の前に、空腹の状態で服用します。120mL以下の水で服用し、服用後30分は飲食を控える必要があります。

インスリンの効きを改善するタイプのお薬

インスリンの分泌量は足りていても、肝臓や筋肉でインスリンが

うまく働かない状態を改善するお薬です。

主な薬剤 メトホルミン
作用
  1. 肝臓での糖新生抑制
    肝臓で糖が作られるのを抑え、膵臓の保護にもつながります。
  2. 筋肉などでの糖利用促進
    筋肉や脂肪組織での糖の取り込みを改善し、インスリンの効きを良くします。
主な副作用 下痢、食欲不振、吐き気など。過度の飲酒時や高齢者、腎機能が低下している方は乳酸アシドーシスに注意が必要です。
特徴 低血糖が起こりにくく、体重が増えにくいお薬です。

 

主な薬剤 ピオグリタゾン
作用 インスリンに対する感受性を高めることで、血糖値を下げます。
主な副作用 むくみ、急激な体重増加など

糖の吸収・排泄を調節して血糖値をコントロールする薬

食事から摂取した糖の吸収を穏やかにしたり、

余分な糖を尿として排出させたりすることで、急激な血糖上昇を防ぎます。

主な薬剤 ボグリボース、ミグリトール
作用

小腸での糖分の消化・吸収を遅らせることで、

食後の急激な血糖上昇を抑える効果があります。

主な副作用 お腹の張り、おならの増加、下痢など
特徴 単独使用では低血糖のリスクが低く、体重増加も起こりにくいです。
服用方法 毎食の直前(5〜10分前)に服用します。
注意点

低血糖が起きた際、この薬を服用している場合はブドウ糖を摂取する必要があります。

砂糖では吸収が遅れるため対応が遅れる可能性があります。

 

主な薬剤 フォシーガ、ジャディアンス
作用 腎臓の近位尿細管で糖の再吸収を抑え、余分な糖を尿中に排出させることで血糖値を下げます。
主な副作用 頻尿、尿路・性器感染症、脱水、皮膚症状など
特徴

インスリン分泌と直接関係なく作用するため、単独では低血糖が起こりにくいです。

尿と一緒に水分も出るため、体重減少や血圧低下の効果も期待されます。

利便性を高めた配合薬の活用のお薬

作用の異なる2種類の薬を1つの錠剤にしたものを配合薬と呼びます

。服用する薬の数を減らすことができ、飲み忘れの防止につながります。

配合薬の例 メホビル(LD/HD)、イニシンク、トラディアンス、スージャヌなど
作用・副作用 配合されているそれぞれの薬の特性に準じます。
メリット 錠剤の数が減ることで、薬の服用管理が容易になります。

👀糖尿病のお薬を正しく理解しましょう👀

今回は医療従事者の私たちが勉強した内容を分かりやすく説明しました。

お薬の効果や働きを知ることは、日々の治療を前向きに取り組むきっかけになります。

ご自身の薬について気になることがあれば、いつでも医師や看護師にご相談くださいね

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